『私の2003ツール・ド・のと』 Reported by AYARAN <1日目> そ して道の横のロープにぶつかって止まった。足を外してまたバイクに乗ろうとしたが、強風でそれもできない。仕方なく50mほど押して右に90度カーブしたところでまた乗り直した。しっかし、ほんとにこんな事があるんだ。面白かった?のは、私のすぐ後ろを走ってた人も同じ状態になってた。大丈夫だったかな?気を取り直してまたとくべいさんを追う。そうこうしてるうちに門前の休憩所。ここではかっし〜さんたちが出迎えてくれた。おいしかったなあ、スイカに 梨、そしてシュークリーム。今度は私のオススメのシュークリームをどうぞ。さあて、ここからはいよいよ円山峠。ここは8月に友達が能登に行きたいと遊びにきた時に、一度下見がてら登っていた。その時はわりとすんなり登れたからイケると思っていた。ところがこれが大間違いだった。登り出したもののいつものように進まない。ギアを軽くしてもなおさら進まない。みなさんはぐんぐん視界の向こうに消えて行く。え?なんで?でも現実は進まない。そのうち道は左に曲がり、勾配がきつくなってきた。目の前がチカチカしてきた。「夏の山岳練習の方がキツかったはずやんか?」と思うけど、どうにもならない。え〜〜なっ!くっやしい!そんな思いと裏腹にへろへろの走りで頂上に到着し、みなさんと合流。情けない思いで一杯だった。待ってて下さったみなさん、ありがとう。すぐに出発して後は勢いでゴールまで。ゴールした時はやっぱりいい気分。やったぜって感じ。以前ツールを走った友達が「走ってみたらわかるよ。」と走りきった時の気持ちを言ってたけど、まさしくこれだなって思った。荷物を受け取り、靴を履き替えて急いで鍋をいただきに。どの器も具がたくさんあってうれしかったな。しっかり味わって満足。全員ゴールし、宿に移動。 夕食前に銭湯に行った時、シャンプーなどをいれた袋をみると、なんとそこにはカロリーメイトなどが入っていた。桜子さんに一式貸してもらった。助かった。なんか私ってこういう間抜けな事するんだよなあ。その後夕食を楽しく食べ、1日目終了。10時前には就寝。ちょっと体が痛いなあ。さて、明日はどんなだろう・・・・ブルーベリーソフトをたべるぞ!と思いながらおやすみなさい。
<2日目> またまたエアサロを借りて吹き付けた。「私、行きます。」というと、omoteさんが来てくれた。すみません。でもそこからはなぜか、今までの痛みが嘘のように取れていった。痛くない。走ってても痛くない。やったあ。omoteさんに平地はペース大丈夫かと聞かれ、「はい。」と元気良く返事。うれしかったな。そこからは上げたペースそのままでチームのみなさんとすしべんへ。そして左折。いよいよ能登島へ。アップダウンがまた激しくなってきた。でもひざは大丈夫。痛くない。でも登りはタッキーさん、omoteさん、とくべいさんに差をつけられる。それでもなんとかついて行き、橋を渡る。能登島だ。相変わらずアップダウンが激しい。「あともう少しですか?」とくべいさんにきくと「もう少しに思えるけど、なかなかあるんやって。」との返事。気を取り直して進む。痛みが取れただけで本当に楽になったしうれしくなった。そうこうしてるうちにゴールまであと5キロの看板が。地図で見るより大きな島だな(あたりまえか!)と思いつつ進む。もうすぐゴールっていうときに、先頭に行けとの指示が。ということで、2日目先頭でゴール! 今日はひざの痛みという予期せぬハプニングがあって、一時はどうしようかと思ったけど無事ゴールできた。これもチームのみなさんのおかげ。マジにそう思った。その後、「今日は本当に迷惑かけました。」って言ったら、「迷惑なんかじゃ全然ないよ。」とか「そんなときのためにワシらがおるんや。」という言葉が返ってきて、本当に本当に感動した。この言葉でこのチームに巡り会えて、この人たちに出会えて本当に良かったと心から思った。いつか私もこうやって誰かにいえるようになりたいな、うん。みなさん、ありがとうございました。心配してた桜子さんたちも数々のエピソードとともにゴールしたし、よかったよかった。こうやって、感動の2日目が終わった。バス待ちの間に星を見ながらした話、Y田君に共通の知人がいた話なんかもおもしろかったな。 <3日目>
ちょっと気落ちしながら渋滞も抜け登りに入った。踏み込んでみるとまあいけそう。でもちょっと痛いのが気になる。自分のスピードでボチボチあがる。やっぱりみなさんはスピードが違う。今日は時々独走態勢にもなりながら、誰かいないかと前方に向かう。追いついては独走を繰り返しながら氷見の休憩所まで。桜子さんもほどなく到着。さすが! リンゴと飲み物をとって次は昼食場所までだ。実はここらから峠を除いて良く覚えてない。なぜだろう?峠の入り口くらいから祭りの集まりに出会った。たらたらと登って行くと祭りの集団のおじさんが、「あと1キロやぞ。」と声をかけてくれた。この辺りからまたひざが痛み出してきた。嫌な感じでなんとか登りきった。そこでは小学生がさわやかに水を手渡してくれていた。「これって、いつもビデオにでてるさわやかな風景やんなあ。」と思いつつ私も水を手渡してもらう。癖のない味がたまらなくおいしい。すぐに「アメ、どうぞ。」と手を差し出している小学生。「ありがとう。」と受け取る私だが、顔が営業用になっている気がしてひとりバツが悪かった。しかし、小学生のみなさんありがとう。そして引率の保護者や先生方、お疲れ様でした。そこからは一気に志雄へ。みなさんと木陰でとる昼食は、とっても感じがよかった。 またまたエアサロを思いっきり吹き付けてスタート。ここからは何度も一人で、友達とで走った道。でも、こうやって走ると全然感じが違う。スイスイ進み高松の休憩所へ。ここのお菓子は何だったんだろう。せんべいって合わないなあ、ツールには。走り慣れた道をどんどん進む。そして河北潟へ。気がつくと前の方の4、5人が何かやってる。これって先頭交代?レースなんかでよくやってる。かっこいい!と眺めてたら離される。こんなこと思ってる場合じゃない。離されないように走る走る。チームタイムトライアルみたいでおもしろかった。長岡さんの言う、たばこの箱1個分の間っていうのがコワすぎてなかなかできなかった。それでも風からは随分楽させてもらったと思う。先頭を走っていた方々は、さぞかし・・・・すごいですね。清湖大橋下の交差点で信号待ち。毎朝通勤で信号待ちするこの場所も、今日はバイクで通る。これまた変な気分。踏切を渡り進むと、伝令が後ろからやってきて何か相談してる様子。何だろう?どうやらトラブル発生らしい。それも2件。それも何とかなったようでまた出発。ここからは街中の道で進んだり止まったり。サイクリングロードに入った時、1日目に通った時の事を思い出した。あの時は、これからの事が未知な事ばかりでワクワクとドキドキでいっぱいだった。でも今は違う。3日間走ってきたのだ。なんだか胸を張りたいような気持ちになった。すると、omoteさんが「今年初めて参加した人、前へ行って〜。」と。桜子さんより前にいたから私が先頭になった。いいのかなあ〜と思いながらもゴールの文字が見えてきた。やったああああああ!!!!!!!走りきったのだ。言葉にならない、この時の気持ち。でもすぐ後に「またこんな気持ちを味わいたい。」とも思った。 その後、終わりのイベントに臨む。数々の景品があったけどなんにもあたらなかった。自分でいい女だと思う人大会では一度だけじゃんけんに勝ったけど、そこで終了。厚かましいってことだ。ツール・ド・沖縄も外れた。もしゼッケン番号なら大当たりだったのに。で、当たったらどうしてたんだろう?思いっきりいらん心配。 自転車で走りはじめて1年ちょっと。去年の今頃、まさか自分が派手派手のコスチュームに身をかため、ツール・ド・のと3日間を走るなんて夢にも思ってなかった。それがチームに出会い、納会に出て、ジャージなどをそろえて、何と言ってもバイクも購入した。そして練習に参加させてもらって、今日を迎えることができた。3日間走って言える事、それは本当にすばらしい3日間をいただいた事、来年の課題がハッキリした事、それと、夏の山岳練習の方がツールよりキツイかもっていうことだ。うん、絶対いえるだろう。 あらためてチームのみなさん、本当にありがとうございました。 |
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