9月18日(日)
今年は、いろいろな大会に出場し過ぎたため、大会貧乏になってしまった私。どうしても最後の方の大会にしわ寄せが来てしまい、今年の「ツール・ド・のと」は2日目のみ、『桜子作戦』で参加する事になった。さて、去年の課題を思い起こしてみる。大きなものは、平地での速度アップ。次に、桜峠手前の長いだらだらな登りを会話しながら登ること。そして、木ノ浦の登りの悔しさを晴らす事。二日目のみだけど、どれくらい去年より成長を感じられるのだろうか?
朝、まだ暗い4時半過ぎにタッキー車に拾ってもらう。この日は中秋の名月の前日とあって、西に沈んで行く月が何とも美しい。と、イイ気分に浸ろうと思ったら、忘れ物発覚!受付の紙を持って来ていなかったのだ。幸いにも走り出してすぐだったので助かった・・・。内灘から海浜道路に乗る。途中、高松Pで待ち合わせていたぶーすけさんを拾う。あとで分かったことだが、ぶーすけさんは、自転車で高松インターから乗って来たとか。すごすぎやっ!!いざ、輪島に向かって出発。道中は順調で、いろいろ話をしていると、すぐに輪島に着いた。omote車よりも少し早く到着。受付を済ませてジャージにゼッケンをつけていると
、omote車も到着。『桜子作戦』のフルメンバーが顔を揃えた。すぐにミッションを受ける、な〜んてこともなく、それぞれがぼちぼち準備を進める。そして、スタート会場へ。だが今年は、『来るなら来い♪』が聞こえない。テーマ曲が変わったのかと心配になる。3日組の本隊の人たちとも出会い、いよいよスタート。ここで、やっとテーマ曲が聞こえた。
なんかちょっと安心した。でも、いくら聞いても『来るな〜ら来い』の所しか歌詞が分からない。みなさん、分かります?
スタートしたものの、最後尾にいるためか、輪島の街を抜けるのに30分くらいかかったか?とにかく、大渋滞だった。が、いよいよ走り出す。なんだか、ウキウキして来る私。やっぱり、1年に1回はのとを走らんならんと思った。まずは約20kmのアップダウンの道だけど、天気もいいし気持ちいい。左手に見える海も透き通っている。こんなに海を見ながら走れたのは初めてだ。潮の香りをいっぱいに吸い込んで走って行く。30km/hを超えるスピードだったが、まだまだついていける。これがうれしかったな。去年、この道は28km/hになるともう必死だった。千枚田も過ぎ、道はフラットに。みずりんさんともおしゃべりしながら走れる。
大谷峠への道を右手に見ながら通り過ぎ、『ゴジラ岩』に近づく。いつ来ても私は『ゴジラ岩』が分からない。後ろを走っているタッキーさんに教えてもらう。やっと見つけたが、「えっ?これ?これがゴジラ?あっちの方がそれらしくない?」なんて思ってしまった。まあ、愛嬌あっていいのかも?そうこうしていると、木ノ浦の登りに。去年はなぜか突然ヘロヘロになってしまった超悔しい場所。今年はそうはならんぞ!と思っていると、omoteさんがスパート。そしたらみんな大人げない事・・・・。ものすごい勢いでというか、がっぱになって(と言った方が似合ってる)登って行くではないか。あっという間にみんな行ってしまったが、私はマイペース。遅く感じるが、それでも次々にバイクを抜きながら登った。抜かれてないと思う。そしてCPに到着。恒例のパンをもらいに行く。今回は、クリームパンをチョイス。あまり食べたくなかったから、ちょうどいい量だった。程なく、スタート。みんなと一緒に先を進
みながら思う。珠洲の大会では、反対側から「なんでこんなに進まんのやろ〜。」と嫌になりながら走ってたなぁって。今日は全く逆でスイスイだ。やっぱり集団走行のおかげだろう。ものすごいパワーだと実感する。 こんなことを考えていると、鉢ケ崎に到着。「うわっ!ここにバイクラックがあったんやんか。」と頭の中は珠洲の大会の日に。あの時は、緊張と不安
の塊だった。でも今日は、バナナのもらえる休憩ポイントに戻っていた。同じ場所でもこんなにも違うものかとあらためて思う。ひとしきり休憩してまた出発。次は昼食会場だ。見附島の道で、omoteさんが手放しをはじめた。そしたらみずりんさんも。調子に乗って私もやってみた。意外とできるもんだ。とはいえ、やってる事自体が恐怖なんで
、すぐにやめてしまうんだけど。恋路海岸も過ぎて内浦直前の登り。またまたみんな大人げない。昼食会場に到着。バイクを置き、昼食をもらいに行く。また親子丼かとおもっていたら、なんとゴー○=カレー!?「福神漬抜いて下さいっ!!」とすかさず言う。やっぱりこうでなきゃ。しかし、杏仁豆腐やらお汁やらたくさんありすぎて持ちきれない。来年はトレーが必要かも。あんまりおなかすいてないなぁと思いながらも、カレーの下でギュウギュウ詰めに
なっていたご飯をぺろっとたいらげた。隣のY田くんはというと、給食が嫌でのらりくらりとぴちゃぴちゃスプーンをやってる子供みたい。なかなか食べ終わらない。「給食終わりのチャイムがなるよ!」と言いたかったが、ここでは場違い。そのうちみんなまったりして、昼寝をはじめる人も。私もうつ伏せになってしばらくうとうと。暑いんだけど、木陰では吹く風が心地よい。・・・ということは、そう、風が吹いているのだ。
午後の部がスタート。みんな塊になっているが、とくべいさんの姿が見えない。しばらく待っていたが行方不明のまま。「まあ、来るやろ。」と先頭のomoteさんが出発。もし私だったら、ゴールまでみんなにもう会えないだろう
。と、走り出したはいいものの、やっぱり風が吹いている。それも向かいから勢いよく。しばらくはなんとかついていったものの、そのうちどんどん遅れてくる。「こんなはずじゃあないのになあ・・・。」と思うが、向かい風との
対戦はどんどん不利になっていく。しばらくしたら、omoteさんたちが見えなくなった。前を走っていたタッキーさんが気づかってくれ、私を引いてくれた。なんともありがたい。そのまま海岸線をすすんでいたら、「シュー−−−
−。」なんと、タッキーさんがパンク。何か手伝える事は?と思ったが、冬のパンク(修理)講習会の成果がほとんどゼロの上、遅いときたもんだ。ここは、先に出発する事が私にできる事で一番良い事だろうと思い、申し訳ないと思いつつ走り出した。
相変わらず向かい風は強烈。一人旅の寂しい事、遅い事。ようやく能都町の元休憩所まできた。てっきり右折と思いきや、誘導の方がまっすぐと言う。事前の話では、右折してすぐのコンビニで自主休憩のはずだった。すかさず誘導の方に、「黄色いジャージの人たちが、こっちへ行きました?」と尋ねるとそうだと。その通り行くと
、すぐ行った自販機の前でみんなが待っていてくれた。タッキーさんのパンクを報告し、まずは水分補給。しばらくして、みずりんさんや行方不明だったとくべいさんたちが到着。あとで着いたメンバーの水分補給も終わったが、タ
ッキーさんの姿はまだ見えない。omoteさんたちは待っているみたいなので、風に敗北中の私や調子の悪いみずりんさん、とくべいさんたちで先に出発。とくべいさんに先頭を引いてもらって進む。もしかしてこの道は、あの3kmの
登りを回避する道?なあんて思ったけど、さんざんぐるっと回って登って、結局いつものコンビニのところに着いた。なんか、とっても損した気分になった。と言っていても仕方が無い。
目の前に見える坂を登り出す。去年この坂を登った時、「なんや、意外と楽やん!」って思ったのがウソのように、今年はしんどい。たった3kmなのに、なんだか進めない。ギアは真ん中のまま。一番小さいのに落とせばよかった?とにかくう〜んって感じで登っていると、こ
ぉせぇさんとみのりんが。気分的にとってもカッコ悪かった。omoteさんも「どうしたん?」と言いながらするすると登って行く。悔しかったけど、しゃ〜ない。ええなっ!頂上に着き、下りはじめる。すると、後ろからタッキーさんが抜いて行く。パンクした人にもう抜かれたんか・・・なんか、ぽかんとしてしまった。いや、パンク修理がうまくて、速かったってことだよね
。下りきって左折。いよいよ桜峠への長いだらだら登り。が、ここでも風は依然強く、それも向かいからのまま。登りに対しては大丈夫。でも、向かい風が。左側の道端に生えているススキが、思いっ
きり束になって自分の方になびいて来る。これを見た時、「ああ〜〜、やめて〜〜。」と心の底から思った。それでも進まねば。しばらく行くと、先に走っていたメンバーがコンビニにいた。私も自主休憩に混じる。水を飲み、また出発。しかし、すぐに離れはじめる。相変わらずススキの大群は、これでもかと私に向かって深々と頭を下げておじぎをしてくれる。もういいって。頭を上げて下さい。テンション下がりまくりの私を、またタッキーさんが引いてくれた。桜峠到着。本当にありがとうございました。さあ、ここでブルーベリーソフトだが、今年はテンション下がったまんまだからか、食べたくない。今までは、これを励みにここまで来てたのに。これも成長??しばらくしてみずりんさんが到着した。なんだか様子がおかしい。話を聞くと、足がつって大変らしい。とっても心配だ。そういえば・・・と2年前を思い出した。初めてこの大会に参加した時、私も午後から膝が痛くなって、リタイアせんならんかもと半泣きになりながら桜峠までたどり着いた事を。あのときの私は本当の初心者だったけど、みずりんさんのような人でも、のとの二日目はこうなるんだ。侮るべし!二日目!応援のこぉせぇさんとみのりんに別れを告げ、出発。
穴水までは、とくべいさんや復活したみずりんさんたちと楽しく走れた。そしてふっくらのCPへ。
ここで、桜子さんと雪小僧さんと合流。ここから能登島までは一緒に走るって。うれしいことだ。程なく出発。ここから穴水までは、
私も列車から外れる事なく走れた。それでも懸命に走っているので、途中すごくスピードがあがった時には思わず悲鳴を上げた。「omoteさ〜ん、そんなに速く走れ〜ん!」と泣きを入れると、「あれはいいんや、放っといて。」っ
て。どうやら秘密?任務を負ってその遂行に出撃したようだ。「がんばれー!」思わず声が出る。そうこうしているうちに無事すしべんに到着。そして左折。いよいよ能登島に突入だ。アップダウンの道が続く。しかし驚いた事に、
そんな道をするすると桜子さんが進んで行く。能登島の下りに入ってからは、みるみるうちに見えなくなった。さっすが、桜子さん。海岸線に出ると、先に走っていた人たちが待っていた。ゴールが近いので、一団になっていくためだ。しばらく待ってやっとそろう。今年初出場の人たちが前に出る。そして、ゴール。『桜子作戦』も無事?終了だ。恒例の、いや具が今年は違っていたお汁をもらい、ほっと一息。そんな中、気になるのはみえさん。彼女はどうしているだろうか?omoteさんがお迎えに出発した。暫くして電話が入る。あと1kmまで来たという。みんなに伝えてお出迎えに。もう暗くなった中、みえさんが無事ゴール!よかったぁ、本当によかった。今年は、全員ゴールできた
。やっぱりこれが一番。
その後、宿の車を待つ。思いっきり蚊に刺された。この日は、みえさんと東京組の方たちと同室。お風呂後、またまた豪華な夕食。登山の話やら、来年のヒルクライムの大会にもれなくついてくる観光の話やら、なんやらで盛り上
がり、あっという間に22時。そして、おやすみなさい。しかし、暑くて寝苦しかった・・・。
9月19日(日)
5時起床。今年もザーザー降りの朝だ。去年は、スタート時には止んで、結局晴れた。やっぱり私って晴れ女!なあんて思ってたんだけど。今年もそうあってほしい。なんだかんだともたもた準備し、朝食。3日組の人たちは、ひと足早めに出発。私は準備を整え、男性陣の部屋で一緒させてもらう。しかし、ここで発覚した事が。なんと、私は大事に大事にお風呂セットを荷物の中に入れて来たのだ。よく考えれば、車の中に置いておいて当然なのに、一体何してたんだろう?ということで、このあとずっと担いで行く事になる。会場到着。雨はやっぱり止んだが、蒸し暑い。もう汗が吹き出る。間もなく、正規の人たちがスタートした。私達も最後尾を進む。そして、七尾の町へ向かう途中に離脱。七尾湾岸トライアスロン大会のバイクコースを途中まで走る。しっかし、今日は走る事がなんと心地よい事か!というのも、とくべいさんにホイールを借りたのだ。初めは、ホイールを履き替えてもあんまり変わらんものだと思っていた。しかし、それは大間違い。もう、目から鱗状態だった。踏み込んだら、その分みんな進む力になってくれるような気がする。今日は遅れる事なく、しかも気分よく走れる。湾岸の大会でもこうだったらなとふと思う
。まあ、あれはあれでよし。来年の楽しみとしよう。20kmくらいコースを進み、その後国道へ出る。坂を登って道の駅で休憩。ここはどの辺りだ?と思ったら、すしべんのすぐそば。こんなとこなんやと思う。案内地図で今日のルートを確認し、続きを走り出す・・・はずが、まっちゃっきさんのサングラスが無い。ようやく見つかって、本当に出発。ここからは坂を下って、海岸線をひた走る。昨日懸命に着いて行った道が、今日はスイスイ。なんて気持ちいいんだろう。メーターを見ても、30kmをゆうに超えている。うれしいのなんって。このままスイスイいくはずが・・・メンバーにトラブル発生。どうやらハンガーノックらしい。やっぱり気をつけなければと思う。なんとか穴水まで。この辺りで雨が強くなってき
て、コンビニで雨宿り。なかなか雨は降り止まず、どうなることかと思った。やっと止んだのでいざ出発。一路輪島まで。ここでは、メンバーみんなが列車になって進むことができた。この区間もとっても気持ちよかった。そして輪島の町の中へ。omoteさんが朝市の通りを通ろうとするが、それはちょっとあんまし。回って宿の朝市へ。お疲れさま!
その後、穴水まで車で戻り、お風呂に。このお風呂、浸かりながら海が一望できる。贅沢やなあって思いながら体を癒した。そして昼食。天丼セットをぺろっと食べた。その後、松任のゴールめざして車を走らせる。みんなのゴールまで時間がないので、omoteさんたちは森本インターから高速に乗って徳光でおりると言う。タッキー車はETCはあるがカードがなかったので、美川インターで下りて引き返すってことになった。でも、ふと思った。徳光SPで車を
止めて、会場まで歩けば?って。omoteさんに訊いてみたらOKだと。ということで、決定!ゴール地点まで急ぐ。途中、宇ノ気辺りで河北潟を走る自転車たちが遠くから見えた。がんばれ!って自然と思う。風は吹いてないかな?とか。去年や一昨年の自分を思い出す。そうこうしているうちに徳光到着。会場まで歩く。そして、omote車のメンバーと桜子さん親子、長岡さんと合流。プリンスのみんなを首を長くして待つ。「あっ、あれやない?」の声に向こうを見たら、いつものジャージが目に飛び込んで来た。やった!みんな帰って来た!メンバーを拍手で迎える。いやぁ〜、なんともイイもんだ。胸が熱くなってくる。ゴールするみんなのイイ顔なこと!きっと感動が渦巻いているんだろうな。おめでとう!みんなおめでとう!
今年の『ツール・ド・のと』。二日目だけの参加だったけど、奥が深いと実感。あなどるなかれ、二日目!ということがよくわかった。さて、次への課題だが、平地のスピードアップと向かい風に負けないこと。その対策の一つとして、ホイールを買おう。いやあ、本当にこんなに違うもんだとは思ってもいなかった。開眼した。とくべいさん、心から感謝です。でも、何より自分を高めなくてはね。次は、どんな形で出場するのだろう?でも、どんな形でも、
のとは奥深く感動があることは間違いないだろう。
『桜子作戦』のみなさん、ありがとうございました。本当に楽しかったです。そして、3日間完走のみなさん、本当にお疲れさまでした。そして、おめでとうございます。また今度、一緒に走って下さいね♪
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