レースレポート

Reported by ayaran

17tnツール・ド・のと400 2ndSTAGE〜能登島〜輪島 

 9月18日(日)  
今年は、いろいろな大会に出場し過ぎたため、大会貧乏になってしまった私。どうしても最後の方の大会にしわ寄せが来てしまい、今年の「ツール・ド・のと」は2日目のみ、『桜子作戦』で参加する事になった。さて、去年の課題を思い起こしてみる。大きなものは、平地での速度アップ。次に、桜峠手前の長いだらだらな登りを会話しながら登ること。そして、木ノ浦の登りの悔しさを晴らす事。二日目のみだけど、どれくらい去年より成長を感じられるのだろうか?
  朝、まだ暗い4時半過ぎにタッキー車に拾ってもらう。この日は中秋の名月の前日とあって、西に沈んで行く月が何とも美しい。と、イイ気分に浸ろうと思ったら、忘れ物発覚!受付の紙を持って来ていなかったのだ。幸いにも走り出してすぐだったので助かった・・・。内灘から海浜道路に乗る。途中、高松Pで待ち合わせていたぶーすけさんを拾う。あとで分かったことだが、ぶーすけさんは、自転車で高松インターから乗って来たとか。すごすぎやっ!!いざ、輪島に向かって出発。道中は順調で、いろいろ話をしていると、すぐに輪島に着いた。omote車よりも少し早く到着。受付を済ませてジャージにゼッケンをつけていると 、omote車も到着。『桜子作戦』のフルメンバーが顔を揃えた。すぐにミッションを受ける、な〜んてこともなく、それぞれがぼちぼち準備を進める。そして、スタート会場へ。だが今年は、『来るなら来い♪』が聞こえない。テーマ曲が変わったのかと心配になる。3日組の本隊の人たちとも出会い、いよいよスタート。ここで、やっとテーマ曲が聞こえた。 なんかちょっと安心した。でも、いくら聞いても『来るな〜ら来い』の所しか歌詞が分からない。みなさん、分かります?
  スタートしたものの、最後尾にいるためか、輪島の街を抜けるのに30分くらいかかったか?とにかく、大渋滞だった。が、いよいよ走り出す。なんだか、ウキウキして来る私。やっぱり、1年に1回はのとを走らんならんと思った。まずは約20kmのアップダウンの道だけど、天気もいいし気持ちいい。左手に見える海も透き通っている。こんなに海を見ながら走れたのは初めてだ。潮の香りをいっぱいに吸い込んで走って行く。30km/hを超えるスピードだったが、まだまだついていける。これがうれしかったな。去年、この道は28km/hになるともう必死だった。千枚田も過ぎ、道はフラットに。みずりんさんともおしゃべりしながら走れる。 大谷峠への道を右手に見ながら通り過ぎ、『ゴジラ岩』に近づく。いつ来ても私は『ゴジラ岩』が分からない。後ろを走っているタッキーさんに教えてもらう。やっと見つけたが、「えっ?これ?これがゴジラ?あっちの方がそれらしくない?」なんて思ってしまった。まあ、愛嬌あっていいのかも?そうこうしていると、木ノ浦の登りに。去年はなぜか突然ヘロヘロになってしまった超悔しい場所。今年はそうはならんぞ!と思っていると、omoteさんがスパート。そしたらみんな
大人げない事・・・・。ものすごい勢いでというか、がっぱになって(と言った方が似合ってる)登って行くではないか。あっという間にみんな行ってしまったが、私はマイペース。遅く感じるが、それでも次々にバイクを抜きながら登った。抜かれてないと思う。そしてCPに到着。恒例のパンをもらいに行く。今回は、クリームパンをチョイス。あまり食べたくなかったから、ちょうどいい量だった。程なく、スタート。みんなと一緒に先を進 みながら思う。珠洲の大会では、反対側から「なんでこんなに進まんのやろ〜。」と嫌になりながら走ってたなぁって。今日は全く逆でスイスイだ。やっぱり集団走行のおかげだろう。ものすごいパワーだと実感する。 こんなことを考えていると、鉢ケ崎に到着。「うわっ!ここにバイクラックがあったんやんか。」と頭の中は珠洲の大会の日に。あの時は、緊張と不安 の塊だった。でも今日は、バナナのもらえる休憩ポイントに戻っていた。同じ場所でもこんなにも違うものかとあらためて思う。ひとしきり休憩してまた出発。次は昼食会場だ。見附島の道で、omoteさんが手放しをはじめた。そしたらみずりんさんも。調子に乗って私もやってみた。意外とできるもんだ。とはいえ、やってる事自体が恐怖なんで 、すぐにやめてしまうんだけど。恋路海岸も過ぎて内浦直前の登り。またまたみんな大人げない。昼食会場に到着。バイクを置き、昼食をもらいに行く。また親子丼かとおもっていたら、なんとゴー○=カレー!?「福神漬抜いて下さいっ!!」とすかさず言う。やっぱりこうでなきゃ。しかし、杏仁豆腐やらお汁やらたくさんありすぎて持ちきれない。来年はトレーが必要かも。あんまりおなかすいてないなぁと思いながらも、カレーの下でギュウギュウ詰めに なっていたご飯をぺろっとたいらげた。隣のY田くんはというと、給食が嫌でのらりくらりとぴちゃぴちゃスプーンをやってる子供みたい。なかなか食べ終わらない。「給食終わりのチャイムがなるよ!」と言いたかったが、ここでは場違い。そのうちみんなまったりして、昼寝をはじめる人も。私もうつ伏せになってしばらくうとうと。暑いんだけど、木陰では吹く風が心地よい。・・・ということは、そう、風が吹いているのだ。
  午後の部がスタート。みんな塊になっているが、とくべいさんの姿が見えない。しばらく待っていたが行方不明のまま。「まあ、来るやろ。」と先頭のomoteさんが出発。もし私だったら、ゴールまでみんなにもう会えないだろう 。と、走り出したはいいものの、やっぱり風が吹いている。それも向かいから勢いよく。しばらくはなんとかついていったものの、そのうちどんどん遅れてくる。「こんなはずじゃあないのになあ・・・。」と思うが、向かい風との 対戦はどんどん不利になっていく。しばらくしたら、omoteさんたちが見えなくなった。前を走っていたタッキーさんが気づかってくれ、私を引いてくれた。なんともありがたい。そのまま海岸線をすすんでいたら、「シュー−−− −。」なんと、タッキーさんがパンク。何か手伝える事は?と思ったが、冬のパンク(修理)講習会の成果がほとんどゼロの上、遅いときたもんだ。ここは、先に出発する事が私にできる事で一番良い事だろうと思い、申し訳ないと思いつつ走り出した。
  相変わらず向かい風は強烈。一人旅の寂しい事、遅い事。ようやく能都町の元休憩所まできた。てっきり右折と思いきや、誘導の方がまっすぐと言う。事前の話では、右折してすぐのコンビニで自主休憩のはずだった。すかさず誘導の方に、「黄色いジャージの人たちが、こっちへ行きました?」と尋ねるとそうだと。その通り行くと 、すぐ行った自販機の前でみんなが待っていてくれた。タッキーさんのパンクを報告し、まずは水分補給。しばらくして、みずりんさんや行方不明だったとくべいさんたちが到着。あとで着いたメンバーの水分補給も終わったが、タ ッキーさんの姿はまだ見えない。omoteさんたちは待っているみたいなので、風に敗北中の私や調子の悪いみずりんさん、とくべいさんたちで先に出発。とくべいさんに先頭を引いてもらって進む。もしかしてこの道は、あの3kmの 登りを回避する道?なあんて思ったけど、さんざんぐるっと回って登って、結局いつものコンビニのところに着いた。なんか、とっても損した気分になった。と言っていても仕方が無い。
  目の前に見える坂を登り出す。去年この坂を登った時、「なんや、意外と楽やん!」って思ったのがウソのように、今年はしんどい。たった3kmなのに、なんだか進めない。ギアは真ん中のまま。一番小さいのに落とせばよかった?とにかくう〜んって感じで登っていると、こ ぉせぇさんとみのりんが。気分的にとってもカッコ悪かった。omoteさんも「どうしたん?」と言いながらするすると登って行く。
悔しかったけど、しゃ〜ない。ええなっ!頂上に着き、下りはじめる。すると、後ろからタッキーさんが抜いて行く。パンクした人にもう抜かれたんか・・・なんか、ぽかんとしてしまった。いや、パンク修理がうまくて、速かったってことだよね 。下りきって左折。いよいよ桜峠への長いだらだら登り。が、ここでも風は依然強く、それも向かいからのまま。登りに対しては大丈夫。でも、向かい風が。左側の道端に生えているススキが、思いっ きり束になって自分の方になびいて来る。これを見た時、「ああ〜〜、やめて〜〜。」と心の底から思った。それでも進まねば。しばらく行くと、先に走っていたメンバーがコンビニにいた。私も自主休憩に混じる。水を飲み、また出発。しかし、すぐに離れはじめる。相変わらずススキの大群は、これでもかと私に向かって深々と頭を下げておじぎをしてくれる。もういいって。頭を上げて下さい。テンション下がりまくりの私を、またタッキーさんが引いてくれた。桜峠到着。本当にありがとうございました。さあ、ここでブルーベリーソフトだが、今年はテンション下がったまんまだからか、食べたくない。今までは、これを励みにここまで来てたのに。これも成長??しばらくしてみずりんさんが到着した。なんだか様子がおかしい。話を聞くと、足がつって大変らしい。とっても心配だ。そういえば・・・と2年前を思い出した。初めてこの大会に参加した時、私も午後から膝が痛くなって、リタイアせんならんかもと半泣きになりながら桜峠までたどり着いた事を。あのときの私は本当の初心者だったけど、みずりんさんのような人でも、のとの二日目はこうなるんだ。侮るべし!二日目!応援のこぉせぇさんとみのりんに別れを告げ、出発。 穴水までは、とくべいさんや復活したみずりんさんたちと楽しく走れた。そしてふっくらのCPへ。
  ここで、桜子さんと雪小僧さんと合流。ここから能登島までは一緒に走るって。うれしいことだ。程なく出発。ここから穴水までは、 私も列車から外れる事なく走れた。それでも懸命に走っているので、途中すごくスピードがあがった時には思わず悲鳴を上げた。「omoteさ〜ん、そんなに速く走れ〜ん!」と泣きを入れると、「あれはいいんや、放っといて。」っ て。どうやら秘密?任務を負ってその遂行に出撃したようだ。「がんばれー!」思わず声が出る。そうこうしているうちに無事すしべんに到着。そして左折。いよいよ能登島に突入だ。アップダウンの道が続く。しかし驚いた事に、
そんな道をするすると桜子さんが進んで行く。能登島の下りに入ってからは、みるみるうちに見えなくなった。さっすが、桜子さん。海岸線に出ると、先に走っていた人たちが待っていた。ゴールが近いので、一団になっていくためだ。しばらく待ってやっとそろう。今年初出場の人たちが前に出る。そして、ゴール。『桜子作戦』も無事?終了だ。恒例の、いや具が今年は違っていたお汁をもらい、ほっと一息。そんな中、気になるのはみえさん。彼女はどうしているだろうか?omoteさんがお迎えに出発した。暫くして電話が入る。あと1kmまで来たという。みんなに伝えてお出迎えに。もう暗くなった中、みえさんが無事ゴール!よかったぁ、本当によかった。今年は、全員ゴールできた 。やっぱりこれが一番。  その後、宿の車を待つ。思いっきり蚊に刺された。この日は、みえさんと東京組の方たちと同室。お風呂後、またまた豪華な夕食。登山の話やら、来年のヒルクライムの大会にもれなくついてくる観光の話やら、なんやらで盛り上 がり、あっという間に22時。そして、おやすみなさい。しかし、暑くて寝苦しかった・・・。
 9月19日(日)
 5時起床。今年もザーザー降りの朝だ。去年は、スタート時には止んで、結局晴れた。やっぱり私って晴れ女!なあんて思ってたんだけど。今年もそうあってほしい。なんだかんだともたもた準備し、朝食。3日組の人たちは、ひと足早めに出発。私は準備を整え、男性陣の部屋で一緒させてもらう。しかし、ここで発覚した事が。なんと、
私は大事に大事にお風呂セットを荷物の中に入れて来たのだ。よく考えれば、車の中に置いておいて当然なのに、一体何してたんだろう?ということで、このあとずっと担いで行く事になる。会場到着。雨はやっぱり止んだが、蒸し暑い。もう汗が吹き出る。間もなく、正規の人たちがスタートした。私達も最後尾を進む。そして、七尾の町へ向かう途中に離脱。七尾湾岸トライアスロン大会のバイクコースを途中まで走る。しっかし、今日は走る事がなんと心地よい事か!というのも、とくべいさんにホイールを借りたのだ。初めは、ホイールを履き替えてもあんまり変わらんものだと思っていた。しかし、それは大間違い。もう、目から鱗状態だった。踏み込んだら、その分みんな進む力になってくれるような気がする。今日は遅れる事なく、しかも気分よく走れる。湾岸の大会でもこうだったらなとふと思う 。まあ、あれはあれでよし。来年の楽しみとしよう。20kmくらいコースを進み、その後国道へ出る。坂を登って道の駅で休憩。ここはどの辺りだ?と思ったら、すしべんのすぐそば。こんなとこなんやと思う。案内地図で今日のルートを確認し、続きを走り出す・・・はずが、まっちゃっきさんのサングラスが無い。ようやく見つかって、本当に出発。ここからは坂を下って、海岸線をひた走る。昨日懸命に着いて行った道が、今日はスイスイ。なんて気持ちいいんだろう。メーターを見ても、30kmをゆうに超えている。うれしいのなんって。このままスイスイいくはずが・・・メンバーにトラブル発生。どうやらハンガーノックらしい。やっぱり気をつけなければと思う。なんとか穴水まで。この辺りで雨が強くなってき て、コンビニで雨宿り。なかなか雨は降り止まず、どうなることかと思った。やっと止んだのでいざ出発。一路輪島まで。ここでは、メンバーみんなが列車になって進むことができた。この区間もとっても気持ちよかった。そして輪島の町の中へ。omoteさんが朝市の通りを通ろうとするが、それはちょっとあんまし。回って宿の朝市へ。お疲れさま!
  その後、穴水まで車で戻り、お風呂に。このお風呂、浸かりながら海が一望できる。贅沢やなあって思いながら体を癒した。そして昼食。天丼セットをぺろっと食べた。その後、松任のゴールめざして車を走らせる。みんなのゴールまで時間がないので、omoteさんたちは森本インターから高速に乗って徳光でおりると言う。タッキー車はETCはあるがカードがなかったので、美川インターで下りて引き返すってことになった。でも、ふと思った。徳光SPで車を 止めて、会場まで歩けば?って。omoteさんに訊いてみたらOKだと。ということで、決定!ゴール地点まで急ぐ。途中、宇ノ気辺りで河北潟を走る自転車たちが遠くから見えた。がんばれ!って自然と思う。風は吹いてないかな?とか。去年や一昨年の自分を思い出す。そうこうしているうちに徳光到着。会場まで歩く。そして、omote車のメンバーと桜子さん親子、長岡さんと合流。プリンスのみんなを首を長くして待つ。「あっ、あれやない?」の声に向こうを見たら、いつものジャージが目に飛び込んで来た。やった!みんな帰って来た!メンバーを拍手で迎える。いやぁ〜、なんともイイもんだ。胸が熱くなってくる。ゴールするみんなのイイ顔なこと!きっと感動が渦巻いているんだろうな。おめでとう!みんなおめでとう!
  今年の『ツール・ド・のと』。二日目だけの参加だったけど、奥が深いと実感。あなどるなかれ、二日目!ということがよくわかった。さて、次への課題だが、
平地のスピードアップと向かい風に負けないこと。その対策の一つとして、ホイールを買おう。いやあ、本当にこんなに違うもんだとは思ってもいなかった。開眼した。とくべいさん、心から感謝です。でも、何より自分を高めなくてはね。次は、どんな形で出場するのだろう?でも、どんな形でも、 のとは奥深く感動があることは間違いないだろう。
  『桜子作戦』のみなさん、ありがとうございました。本当に楽しかったです。そして、3日間完走のみなさん、本当にお疲れさまでした。そして、おめでとうございます。また今度、一緒に走って下さいね♪

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20tn全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 

8月27日(土)
 4:45起床。眠いけど、ワクワクしている。先週の珠洲の大会の日とは気持ちが大違いだ。なぜなら、今日は楽しみにしていた上高地観光。久々だし、一度行ってみたかった河童橋の向こうの明神池まで歩けるから。中学の時に初めて訪れて、こんなに美しい所があったのかと、心から感動した場所が上高地。さらに、上高地からは北アルプスの美しい山々も見えるだろう。この夏、白山に登って以来山に興味津々となり、山の本を見ては「いつかは登ってみたい。」って思うようになった。そんなこんなで、今日は本当に楽しみだった。
  予定より少し遅れて、omote号に拾ってもらい高速に乗る。この日のメンバーは、お馴染みの山岳班omoteさん、みずりんさん、とくべいさん、ひらぴょんさん、そして私。程なく、お菓子の袋がとくべいさんにより開けられる 。これを皮切りに、それぞれがお菓子を広げ出す。しかし、いつもの事とは言え、何も運動していないのに補給体制はバッチリだ。最近は、みんな辛いものを一つは持って来るっていうところが笑えるところ。ワイワイやってると、 安房峠まで来た。そしたら、まだ時間があるということで、昔の道を通る事になった。超久々に通ったけど、本当にこんな道を観光バスやトラックが通ってたのかと信じられない。今は対向する車もめったに無いほどのさみしさ。ここでピンとひらめいた!こんなに交通量が少なくて、イイ登りなんだったら、ヒルクライムの大会をすればいいんじゃなかと。すぐにみんなに言ってみたけど、距離が短いと却下。なるほど。そうこうしてると何やら駐車している車がたくさん。どうやら、焼岳の登山口らしい。あとで上高地へ行くタクシーの運転手さんに聞いたら、ここからが一番登りやすいとの事。
日帰りOKなので、みなさん行きませんか?
 沢渡に到着し、タクシーに乗る。釜トンネル内の坂は20度と聞き、驚く。ほんまかいな?!だれか自転車で登ってみてくれんかなあ。いよいよ大正池に到着。水の中に枯れた木が見えた。「ああ、これこれっ。」心が躍ってきた 。さあ、河童橋めざして出発。とにかく水が美しい。とても大腸菌がいるなんて思えない。それに川のせせらぎ。あいにく山頂に雲はかかっているが、どうやらそのうち晴れそうだ。
α波出まくり状態で川沿いに進んで行く。河童橋に到着。みずりんさんによると、もう高度は1500mらしい。でも、この人の多さは何?そんな人込みの中で昼食。この店、なんかやっつけ仕事みたいな感じがした。さあ、明神池に向かって出発。木漏れ日の中気持ちよく歩く。で も、みんな坂になるとなぜか黙々と歩いてしまう悲しい習性のせいで、ガイドブックに記載されている時間の1.5倍の速度で歩いていた。明神橋で休憩。正面に見える明神岳が青い空にくっきりと見え美しい。そして、また河童橋めざして歩き出す。明神池には入らず、横の神社でみんな何やらお祈り。一番のご利益は縁結びということ。何人かは熱が入るね。またまたとっとこ歩いて行く。途中、カナダのマリーン湖の中州のような景色に遭遇。思わずうっとり 。河童橋近くから奥穂高?の山を眺める。山頂の雲も晴れて、くっきりと輪郭が見える。中腹の涸沢もよく見える。 いつか、紅葉を見に登ってきたいな。河原でしばらくぼーっとし、そしてタクシーで沢渡へ。
  乗鞍に入る。まず宿で荷物を下ろし、受付に行く。さすが全国から3000人以上集まる大会だけあって、大勢の人だ。バイクチェックも済ませ、お店を見に行く。その中に、美ヶ原で出会った「魔法のドリンク」があった。見覚えのあるおじさんもいた。向こうもどうやら覚えてくれていたようだ。今後のためにまた購入。どうもこれは効くように思う。宿に戻って入浴。硫黄分の多い温泉で、いかにも効きそうな感じ。湯の温度は暑かったが、ありがたく入った。これで全身硫黄臭くなったけど、みんなそうだしいいよね。その後、omoteさんから過去12回の乗鞍の話を聞きながら夕食。ふーんな話やった。イワナの唐揚げがおいしかったなぁ。談話室でコーヒーを飲みながらみずりんさんと山の本を読む。やっぱり、紅葉の涸沢は美しい!と確認。そして、部屋に戻り布団を敷いて就寝。やっぱり眠りに入るのが一番早かったのはomoteさん???
  8月29日(日)
  5時にアラームが鳴る。窓から外を見るが、お天気の心配は全くいらない。支度をして朝食。コーヒーも100%ジュースも飲めてうれしい。さあ、いよいよ準備。バイクにシールをはる。が、今年も失敗。栂池のナンバープレートに シールをはって取り付ければ、バイクに貼らなくて済む。すっかり忘れていた。みずりんさんは、今年も作戦成功。タイヤに空気もいれて準備完了。写真を撮って会場へ。女子のBの場所にバイクを倒す。まだまだ時間があるしどうしようかと周りを見てみると、プリンスのジャージの集まりが。やっぱり目立つなあ。そこへ行って話していると、バイクをもっと前に詰めてくれというアナウンスが。それでまた自分の場所に戻る。そしてスタートを待つが、私の前にいる人は、顔が広いのかいろんな人と喋る喋る!いやでも話が耳に入る。どうやら彼女は随分速いらしい。私の今年の目標は、去年より11分速い1時間40分。でも彼女は1時間30分を切りたいと言ってる。どこのチームのだれだれは、急坂が強いだの、これこれの大会ではどんな走りだったのと、止めどなく話が続く。「気合いがはいってるんやなあ。」としみじみ思った。私ときたら、昨日の観光を楽しみ、そして今日もレースという意気込みよりも楽し もうという気持ちの方が大きい。珠洲大会が終わって、ホッとしたっていうのも事実。そんな自分をちょっと反省したけど、まっ、いいか。
  チャンピオンクラスがスタートラインに誘導される。それに伴って、女子ABも動き出す。7:30、チャンピオンコースがスタートした。1分後に私達。すかさず秒読みが開始されるが、スタートラインに進むための時間がない。 あと15秒というのに、まだバイクを押しながら前進している。
1分後のスタートって無理があるよぅ!スタートラインにたどり着くかどうかっていうところでピストルが。思わずバイクに乗って走り出す。緩やかな登りが続く。いい感じでペダルを回せる。調子に乗って何人も抜きながら進んで行く。速い集団はあっという間に見えなくなった。あとは自分のペースを崩さないようにしていくだけ。それとだれないこと。ふとメーターを見ると5kmを通過してい た。「よし、この調子!」と足を回す。私と同じようなペースの人が二人。抜きつ抜かれつしながら進んで行く。特にマウンテンのおばさん。ちょっときつめの登りで抜くと、すかさず抜かれる。やっぱり意地になるのだろうか?おかげでいいペースメーカーになった。何やら、後ろから聞き慣れない大きな音がしてきた。どんどん近づいて来て、いよいよ私を通過した。よく見ると、後輪がリムだけ。タイヤ?チューブ?を首から背中にか けているではないか!?スゴイ速さでぐんぐん見えなくなって行った。スゴイ人だ。思わず脱帽といった感じだった。その後もヘアピンカーブをいくつも曲がりながら登って行く。「去年は、この辺ではどうだっけ?」思い出してみるが、よくわからない 。去年はがむしゃらだったに違いない。そうこうしていると10km。中間点の看板が見えた。そういや、去年はこの看板を見落としたんだっけ。時間を見ると、41分。やるやん!単純に2倍して1時間20分?ありえん、ありえん と自分に笑いながら進む。でも、1時間30分台はいけるかも。めでたい私は急にうれしくなる。が、急な左折。いよいよコンクリート鋪装登場。ギアを落としてダンシング。やっぱりキツイ。すぐの右折でギアを真ん中に戻そうと するが、うまくチェーンが入らない。3回くらい試したけど外れたらイヤなので、細かいギアを上げる事にした。去年はここで一挙に失速した。そしてヘロヘロになってしまった。今年もきついけど、ヘロヘロにはなっていない。むしろとっても落ちついて登っている自分を感じる。冷静に登ってみたが、やっぱりコンクリート鋪装から勾配が急になる。そうなっても後ろから男の人たちがどんどん抜いて行く。今日もたくさんの金沢のチームの人たちから声をかけてもらった。私のそばを走っている人で、こんなに声をかけてもらった人はいない。なんだか自慢したいような気持ちになった。みなさん、ありがとうございました。第2CPが見えて来た。今回もドリンクをもらう。去年よりもう まく紙コップを受け取れた。そして、あと5kmの看板を通過。時間は1時間9分。5km/分で登りたいなあと思う。まずは1km通過。かかった時間は5分30秒くらい。そして難関の4〜3km。去年はここで泣いた。全然バイクが進まなくて、本当に苦しかった。いつまでペダルを回してもあと3kmの看板に到着しないという状態だった。でも、今年は落ち着いている。やっぱりこの区間も勾配はとても急だ。ふんふんと納得しながら進む私。森林限界も越え、周りの風景が一変する。天気がいいので、これから自分が行く道がはるか向こう、それもとても高いところに見える。 「あんなとこまで登るンやあ。」とひと事のように思う。ふと近くを見ると、ハイマツ?が地をはうように伸びている。「冬になったら、どんな風が吹くんやろう?雪もいっぱいこの松の上に積もるんかな?」とも思う。そうこうし ているうちにあと3km。時計を見ると約6分。去年ほどしんどくもないのに、そのわりに時間がかかり過ぎ!やっぱり、いらん事ばっかり考えてるからか???この先もキツイ道が続く。あと2kmを通過し、左に大きくカーブ。すぐ に右に曲がると、眼下に幾重ものヘアピンの道がはっきり見える。その道を列になって、途切れる事なくバイクが連なっている。圧巻だった。そして感動だった。一瞬しんどさも忘れた。この列の中に私もいるんだ。この雄大な乗鞍の中にあってはアリのような存在だけど、大好きなバイクに乗ってこの山の景色に一体化しているんだ。そう思ったらうれしくなってきた。そしてあと1km。この区間も6分近くかかってしまった。もうゴールは見える。だから、本当にそこまで1kmあるのか?と疑問に思う。でも、なかなか着かない。やっぱり表示にウソはない。さあ、大きく左折だ。そしてゴール!・・・のはずが、カラーコーンで区切られたコースに入ろうとした 瞬間、私の前にすうっと入ってくバイクが!「ええなっっっっっ!」っとよく見たら、私と同じジャージが。それはなんとomoteさんだった。 後ろから私に狙いをつけて、淡々と迫って来ていたのだ。そんな事にも気づかず、景色に感動しながらいた自分。うーん、こしゃくな!!!仕方なく、そのままゴール。タイムは1時間39分か40分。微妙なところだったが、1時間40分だった。ゴール後は流れに身を任せて進む。荷物を受け取り、しばし休憩。あらためて周りを見渡す。2つの頂が見える 。(注:摩利支天岳、富士見岳)今度はそこを歩いて登ってみたいものだ。そのうちみずりんさんとも出会い、3人で下山する事にした。スタート地点もしっかり見える。アルプスの山々もよく眺められた。なんと美しいのだろう!やっぱりこの大会は特別だ。宿に戻り、バイクを積み込んだり荷物を整理したり。そしてあとの3人を足湯に浸かりながら待つ。これもなかなかいいなあ。そのうち3人も戻って来た。みんな完走できた。よかった。
  今年は、去年ほどの苦しさはなかった。去年ほどのがむしゃらさもなかった。妙に落ち着いていた。何だったんだろうと思う。でも、「
また絶対に来年も出たい!」と思った。なんだかこの大会は、うれしくて仕方がない。もちろん、来年もタイムの短縮をめざすけど、それだけじゃない魅力もこの大会にはある。それと、ヒルクライムが好きだなあって素直に思える。来年もこんな気持ちを味わいたいと思う 。でも、もうちょっと気合いをいれんなんケド・・・・。
  一緒に行って下さったみなさん、ありがとうございました。とっても楽しい2日間でした。上高地10kmウォーキングは、本番のいい練習になったとしみじみ思いました。
さて、来年はどこへ行きましょうか?

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トライアスロン珠洲大会 

8月20日(土)
《珠洲の海ってどんな海なん?》
  あまりよく眠れなかった。夜中に何度も目が覚めた。やっぱり緊張しているのだろう。アラームの鳴る前にしっかりと目が覚めて起き出した。カーテン越しに太陽の光が当たる。今日も暑そうだ。朝食をすませ、もう一度荷物を点検する。 忘れ物はないはず。出かける前に好きな音楽を聴いて気持ちを落ち着ける。「よし!」心の中で言いながら、出発。
  お店に着くと、S尾さんとまっちゃっきさんが来ていた。程なくこぉせぇさんとみのりんもやってきて、荷物の積み込みが始まった。いよいよ珠洲に向けて車は走り出 した。海浜道路沿いに海を見ると、波が高い。遠いところから白波が崩れるのが見える。ますます不安になる。珠洲の大会は海が荒れると、いやになるほど聞いていた。 七尾みたいにはいかないと。試走の時は、とても穏やかで、タイガースカラーの小さい魚たちやイカの群れもいて、気持ちよく泳げたが。だからまだひどい目にあったこ とがない。一見美しい海の風景だけど、不安は増大した。車は進み続け、珠洲市内に入った。右手にまた海が見えてきた。今度は明日泳ぐ海。よく見ると、波がギザギザ 立っている。タッキーさんが、「波あるなあ。」と一言。さらに不安は増大。こわいよう。
  さて、会場に到着。もうすでに社長の車からバイクは下ろされ、そこに番号のシールを貼る。ヘルメットを着用してバイクチェックへ。合格シールも貼ってもらったが、なんか変な気分。仕事上、いつもは私が貼る方なのに・・・。そして、説明会。武道館の中はうだっている。暑くて暑くてたまらない。このために持ってきた扇子であおぐが、意識が遠のく感じ。その後待ち時間にかき氷を。ピーチ味は初めてだった。ちょっと生き返った。そのうちにメンバーが次々に到着。そしてパーティーが始まったが、話の長いこと。食べ物、飲み物を目の前に、お預けを食らっている犬の気持ちがよくわかった。いろいろ料理はあったけど、スイカが一番おいしかった。開会が宣言された。いよいよ始まったんだなあ。
    お風呂のあと、宿に到着。夕食もすませ、部屋へ。ゼッケンをつけたり、持ち物を整理したり。テレビも3局くらいしか入らないし、寝るかって雰囲気。そして、おやすみなさい。寝付きはよかったなあ。
 8月21日(日)
《暑さとの闘い》
 <Aタイプの応援と準備>
 この夜も何度も目覚める。暑さと緊張(ほとんど暑さか?!)か。3時前にぱっちり目覚める。もうAタイプの人たちは起き出している。かっしーさんも着々と準備を始めている。またまたドキドキしてきた。それでも時々うとうとしていると、Aタイ プの人たちは出発したようだ。5時過ぎに起き出して身支度をする。定刻通り6時に食事を済ませ、いざ会場へ。バイクラックに荷物を置き、すぐに海に向かう。もうA タイプの人たちがスタートする。「どこにいるんだろう、みんな。」みのりんとこぉせぇさんと3人で探すが見つからない。Kさん発見!余裕の表情だった。そして、み んなを連れて来てくださった。みんな緊張しているようで、かける言葉を考えてしまった。でも、Kさんはじめ、タッキーさん、K村さん、S尾さん、まっちゃっきさ ん、かっしー、ヨン様、みんなとっても頼もしく見えた。  雄叫び?が始まり、びっくり。そうか、こんなこともするんだ。ピストルをならす人が台に上がる。ちょっと競馬を思い出した。号砲とともに第1ウェーブがスター ト。あっという間に小さくなっていく。そしてみんなの第4ウェーブ。とにかくがんばってきてほしい。祈るような気持ちになった。海は波もなく、稀にみるいい状態だそうだ。よかったぁ。本当にホッとした。
  みんなスタートして行った。戻ってくるまでに今度は自分の受付を。みのりんと向かう。また両手両足に番号を書かれる。それが今回、左の数字がバカでかい。30センチく らいの長さ。こんなんで焼けたらサイアク!日焼け止めを塗ってるとなんととれてきた。これ幸いと随分薄めてしまった。そのうち、Aタイプが戻ってくる時間が近づい てきた。また海に向かう。みんな続々と戻ってくる。それもいいタイムだ。すごいぞ、みんな。
 <バトル・バトル・バトル>
  Aタイプ全員を見送り、とうとう自分の番。バイクラックに必要なものを並べ、準備を整える。入水チェックまでまだだいぶ時間がある。みのりんは、ランでアップを始 めた。どうしようか・・・。とにかく暑い。今日は昨日にも増して暑い。「やっぱりスイムでアップや。」ウェットに着がえ、泳いでみる。意外と泳ぎやすい。50mほ どを行ったり来たり。今日は、右左交互に顔を上げて泳ごうと決心した。入水チェックをし、スタートラインへ。私たちもがんばろう!をして、本当に本当にスタート だ。ピストルが鳴った。第1ウェーブが出発した。続いて第2ウェーブも。いよいよ私たち。「もう逃げられんなぁ。」なぜかこんな気持ちになった。時計も後はスター トボタンを押すだけ。秒読みの声が聞こえた。時計を睨む。あと1秒。「あっ。」時計の表示がぱっと変わって、ボタンが押せない。スタートのピストルが鳴った。とに かく海に走る。時計の左右のボタンを押すが、ストップウォッチにならない。「もういいっ。」時間表示に戻して泳ぎ出す。コースロープ際をキープしよう。うまくコース取りができた。予定では左右に顔を上げるので、コースロープの位置はいつも確認できるはずだったが、泳ぎ出すと左にあげた方がやっぱり楽。時々右にも顔を上げることにした。が、ロープから離れていないか気になってしかたがない。気にしすぎて近寄りすぎるのとみんなコースロープ沿いに寄ってきておされるのとで、右手がロープにしょっちゅう絡む。うーん、難しい。そのうち、右折。今日は、七尾の時よりも バトルが激しい。叩かれたり蹴られたり。その都度コースを譲ってしまう。それでもひたすらまっすぐ泳ぐ。ふと気づくと、なんだか水に押されているみたい。追い風じゃないけど、追い潮?かな。底を見てみるけど、今日は深くて暗いし、魚も見えない。でも、噂のダイバー発見!折り返しだ、あと半分。今度は左のコースロープ沿いをキープだ。すると、バシッ!同時に叩き叩かれた。すかさず「ごめんなさい。」と言うと、これまたその人と同時発声で、どこのどなたかわからないけどおもしろかっ た。顔を上げて位置を確認。すると、すぐ左に折り返しのブイが見える。えっ??? どっち向いてんねん!急いで方向転換して進む。その後は順調に進む。程なく左折。あともうちょっと。波に乗りながら浜に向かう。足が底に届いた。走り出す。時計を見ると32分。「いい感じやん!」青い絨毯を走る。こぉせぇさんとKさんの奥さんに応 援してもらってバイクラックへ。
 <バイクのスピードがあがらないよぅ>
  ウェットを急いで脱いで靴下をはく。バイクの準備をしていよいよ走り出す。気温は高いけれど、ジャージが濡れているのでそんなに暑くない。後ろから速いスピードで抜いていくバイクが。よく見たらAタイプの人だ。すごいなあ、2周目なのに。感心 してる場合じゃない。私もスピードを上げなくては。そう思ってはいるものの、スピードが上がらない。なんで?そんな状態が続く。試走の時はもっとあげられたのに。確かに風は吹いている。そのうち緩やかな短い登りが出てきた。ここら辺は調子よくペダルを踏める。木ノ浦あたりまでは、抜いていくバイクも多かった。でも、下り基調になるとなあ・・・。鬱々と進めているとゴジラ岩の看板が見えた。今回は注意して岩を見た。でも、いったいどれなのか、今回も分からなかった。と、左折。いよいよ登りだ。ギアを落として進む。ここもわりと調子いい。が、暑い。さっき道路沿いにあった気温表示は36℃になっていた。補給なしでは、本当に倒れてしまう。 すべてのエイドステーションで飲み物をもらう。坂の下のエイドでももちろん補給。そのおかげで登れる。ここもまあまあ。さて、いよいよ大谷峠。12%の表示を今回は確認。 ひどいけど、試走に来てるので距離感は分かる。それがありがたい。腰も痛くてダンシングをしていると、こぉせぇさんの声が。予告通り大谷峠をバイクで登ってきたみたい。やっぱりここで、ローラーに乗ってほしかったなあ。右折し、坂を登り切る。 今回は短く感じた。さて、後は下り。下りきってからは10kmちょっと平地が続く。時計を見ると、時間がかかりすぎている。どう計算しても予定タイムをオーバーだ。おまけに風は向かいから吹いてくる。「なんでバイクのチームにいてバイクが遅いんやろう・・・。」情けなくなってきたが、しゃーない。でも、慰めは周りも私と 同じようなペースなことだ。ぼちぼち抜きながらあと5km。でも、不思議なことに今になって足が回ってきた。「なんではじめのうちにこうやなかったん?」まあ、後の祭 り状態。そのままゴールへ。時計を見たら予定を10分以上オーバー。あーあ。
 <エイドステーション、ありがとう!>
 すぐにランシューズを履いて走り出す。七尾の時よりも足は前にでるように思う。 でも、暑い。これがひどい。でも、そんな事を言ってはいられない。コースを進む。 前も思ったけど、いつもより小股になっている気がする。呼吸を整えながら走る。宿を通り越す。エイドステーションを励みにしながら走る。到着。スポンジで頭のてっ ぺんから水を掛け、飲み物を2杯。そしてスイカを一切れ。でも、これ以降スイカはなかった。Aタイプにはあったらしいが。しかし、暑いとはなんてひどいことだろ う。エイドがあるから走れたと思う。試走の時は、たった5kmだったけど、あんなにひどい経験はなかった。それに比べたら今日の方がずっとましに感じる。そう思いながら自分のペースで進む。2カ所目3カ所目のエイドは、わりと接近している。うれしかった。そういや、ランの時はエイドを楽しみに走るって聞いてたっけ。楽しみというより、今日は切望と言った方がいい。もちろん各駅停車で通過。そして折り返し。「あと5km。」気持ちを引き締める。不思議としんどくない。ただ暑さがひどいだけ。でも途中、道ばたで応援してくださっている人に水を掛けてもらって凌ぐこともできた。ありがたいなあ。距離表示の看板の数字もうれしい。遅々とした進みだけど、確実にゴールに近づいているんだと思える。しばらく行くと、かっしーが、そし てみのりんが向こうから走ってくる。いい感じだ。声をかけ合って励まし合う。すぐにMichagoさんも。そして、S尾さん、K村さん、ヨン様と出会う。やっぱり チームで来るといいなあって思う。一言掛け合う言葉が、あったかくって励みになる。そうこうしてるとあと1kmの看板が見えた。通過して左折。Kさんの奥さんが声援してくださる。もうゴールはそこだ。会場の球場に入る。私の名前が聞こえてきた。無性に照れくさかった。昨日の説明会で言われたとおり帽子を取り、両手をあげてゴールテープになだれ込んだ。やったぁ!ゴールだ!不安だった波もうねりも(今日はなかったが)暑さも乗り越えてゴールできた。このことが、何よりもうれしかった。  この後、みんなゴールした。Aタイプの人たちは突然の土砂降りでひどい目にあっ た。けど、みんないい顔でゴールしてきた。よかったぁ。心からそう思えた。
 <始めてよかった>
  
初めての珠洲大会。去年、「ひとごと」として、タッキーさんとbluetitさんのレポートを読んだ。今年、私がこの大会でレポートを書くなんて、そのときはこれっぽっちも思わなかった。でも、出てよかった。七尾とはまた違う緊張感や雰囲気を味わえたし、また違った達成感があった。しかし、悔いが残るのはバイクだ。まだまだ 全然修行が足らんなあと実感した。遅すぎや。一番練習が必要ということのようだ。情けない・・・・。
  この大会の前日の夜、友人から応援メールが入った。何回かの会話の時、なぜそんなにしんどいことをやるんだと言われた。そうやなあってある意味思う。でも、苦しい けどおもしろさがあることも確かだ。自分に挑戦すること、これが一番大きなおもしろさではないだろうか?それと、チームのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいだ。本当に今、こんな気持ちでいられるのは、みなさんのおかげだ。バイクはもちろんのこと、ランもスイムも一緒に練習してもらった。その都度教えてもらったことは山ほどある。練習内容だけでなく大会の雰囲気や必要なウェアー、道具のこと、経験談、時として失敗談、そして気持ちのこと・・・。何より、そういう事を語るみなさんの表情がステキだった。私もそんなふうに語れる日が来ることを信じて、これからもがんばっていこうと思う。

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七尾湾岸トライアスロン 

  《なんで私がトライアスロン?》
    トライアスロンを私がするなんて考えてもみなかった。どこか別世界のすごい人たちがするものだと思っていた。それを、私が今するのだ。いくら考えても実感がわかない。ただあふれてくるのは、不安だけ。「大丈夫かなあ。」
  そもそも始まりは、4月の初め。いつものようにローラーしたあと社長としゃべっていたら、社長がトライアスロンを勧めてくれた。はじめは冗談と受け流していたら、毎日話題にのぼるので洗脳状態になってしまい、どれだけ泳げるのかを試しにプールに行ってみた。平泳ぎでは1.5km泳げたが、クロールは300mも泳ぐと死にそうにしんどくなった。「このままやったら、悔しい。」こう思ったのが私のトライアスロンの始まりだった。
  7月23日(土)
《大会は、もう明日に》
  前日になってしまった。緊張しているからか、荷物はもう木曜の夜にあらかた準備してしまった。朝から、もう一度中身を確認する。しかし、どこへ何しに何日行くんやっていうくらい大量の荷物。それを持ってお店へ。バイクを社長の車に積み、こぉせぇさんの車に乗り込み、能登島に向けて出発。途中、海沿いの道に。天気がよく、 海の水が青い。海のない県に育った私は、いまだに海を見るとうれしくなる。でも、明日はこの海で・・・。そう思うと何とも言えない気持ちになる。そうこうしているうちに能登島に到着。受付会場へ。IDカードを首にかけ、よくわからないヘルメットチェックもすませ、開会式と説明会へ。「この会場にいる人、みんな大会にでるんや。」ぼおっと会場を見渡しながら思う。よくイメージできない入水チェックをもう一度説明してもらって、ランコースの下見へ。 パンフレットに起伏があると書いてあったけど、コースのほとんどがアップダウン。うへぇって感じ。「でも、卯辰山の登りよりまし。」と自分に言い聞かせる。
  宿に到着。去年の「ツール・ド・のと」と同じところ。でも、気持ちが全然違う。荷物を置いて窓から海を眺める。水がきれいで、岩場に魚がいそう。夕飯までにまだ時間がある。ぷかぷかと泳ぎにいきたい!魚が見たい!(決して練習ではない)と本気で思っていたら、どうやらここは遊泳禁止みたい。断念してお風呂へ。そして夕食。これでもかっていうくらい魚づくし。豪華舟盛りもあって、見た目もすごい。もちろん 完食。しかもごはんおかわりして。やっぱり大食いの私。でも、S尾さんには負ける。おかわり2杯目からはどんぶりやし。おなかもいっぱいになり、明日に備えて就寝。でも、こんな時に眠くない。あれだけすぐに、しかもたくさん眠れる私が。やっぱり、緊張?それとも金曜の夜に8時間も眠ったから?それでも、いつの間にか眠っていた。
  7月24日(日)
《デビュー♪》 <どうしよう・・・>
  3時に起床。ぼぉっとしながら準備をする。4時に朝食。でも、おなかが空いてない。私にしては珍しい。卵ご飯を一杯たべたらおなかいっぱい。部屋へ戻って荷物を整理して、会場に向けて出発、そして到着。「ツール・ ド・のと」のこの場所は、2日目のゴールで、おいしい海鮮のお汁をほっとしながら食べられるところ。でも、今日は・・・。何をどうしていいのかわからず、人のすることをまねする。トランジットで準備。予め聞いていたことを思い 出す。順番に、そして要るものを目につくところに出しておく。そして、受付へ。両腕に213と油性マジックで番号を書いてもらう。へぇって思いながら写真撮影。そしてウェットスーツを身につける。お隣の人が、話しかけてく れた。愛知県から来られたらしい。同じ日に向こうでも大会があるらしいが、七尾が第一回目だということで来たって。プリンスのジャージがかっこいいとほめてもらった。なんだか素直にうれしかった。そして、入水チェック。少 し泳いでみる。水は思っていたよりぬるく、視界は思っていた以上に悪い。「どこ泳いでるかわからんようになりそうや。」と思う。水からあがったら、もうスタートらしい。ふうっ。ため息が出る。
  <クラゲなスイム>  
  スタートラインに立つ。前にはやる気満々に見える人たちが並んでいる。あと1分。栂池でもそうだったけど、この時間になると笑いたくなる。と、スタートの合図。私も走って海を進む。でも、どこまで走って、どこから泳げばいいんだろう?またまた周りを見て、それに合わせる。泳ぎだして数分。目の前になにやら現れる。「魚?」一瞬うれしくなる。私は、海で魚やら珊瑚やらを見るのが大好きで、一日中でもそうしていられる。でも、よく見ると魚ではない。そう、それはクラゲだった。 それも一つ、二つではない。あっという間に視界全部がクラゲ状態。人口密度のようにクラゲ密度を計算したらどのくらいだろう?かき分けて進んでもいるわいるわ。まだいるだけならいい。相手は刺してくる。まあ、ホントは触手にあたるんだけど、とにかく相手に触れると痛い目にあう。それが恐怖だ。と思っていると顔がチクチク。やられた!痛いわショックだわでちょっと動揺するけど、クラゲに負けてどうする!?とにかく腕だけは回す。そのうち、 左手指先にずぎゅっとした感触が。クラゲを突き破ったのだ。そうこうしていたら、右手でも。逆襲してやったり?でも、クラゲには何の罪もない。ごめんね。心の中でそう思っていると、バシバシ体をたたかれる。 蹴りも入れられる。今度はクラゲではない。間違いなく人間だ。こっちも複数だ。右折が近いのか?そう思い顔を上げて自分の場所を確認する。右折のブイまであと数メートル。クラゲと人間の攻撃をかわしつつ顔を上げると、もう顔をつけられない。右折までは平泳ぎでかわすこと にした。回りきってからは、またクロールで。クラゲも見あたらなくなり、呼吸も落ち着いてきて4回に1回の息継ぎにした。やっぱりこっちの方が進む。調子に乗って泳いでいて場所を確認すると、なんとコースのずっと外側を泳いでいるではないか。 ここが左にしか顔を上げられないヤツの不利なところ。再び2回に1回の呼吸に戻し、コースロープ沿いに場所を移して泳ぐ。そしてまた右折。しばらく行くと海藻が見え始めた。と、砂も見えた。足をつけてみるともう届く。そこからは走って海岸に向かう。海岸でこぉせぇさんを発見 。でも、心配そうにみのりんを探していて気がつ かない。いい光景やなぁと思いながら2週目。また走ったからか、ちょっと息があがる。クラゲが非常に心配だったけど、さっきいたところには見あたらない。ひと安心して右折。するとなんと、今度はここに現れた。ここでも攻撃を受けたり逆襲したりで切り抜け、先に進む。最後の右折。あともう少し。コースロープから離れすぎないように気をつけながら泳ぐ。そのうち足のつく所に到着。砂浜を走り、タグをとってもらい、トランジット目指して走る。走りながらウェットを脱いでいる人もいるが、私はできない。トランジットでウェットを脱ぎ、タオルで足を拭き、バイクの支度をしていざスタート。
 <平地に泣きそうになったバイク>
  はじめは、「ツール・ド・のと」 3日目のコースと同じ。濡れたチームジャージが気持ちいい。しずくを滴らせながら進む。ちょっとした登りも軽快。が、ちょっと行くとかっしーさんに抜かれる。やっぱりなぁって感じ。能登島大橋を越え、道は平坦に。ここからが大問題。スピードが落ちないように 足を回すも、どんどん抜かれる。「なんで自転車のチームにいて、平坦でこんなにぬかされるん?」と情けなくなってくる。やっぱりもっと速くならないと だめなんだ。うーん・・・。気落ちしながら終盤の登りを待つ。登りに入るまでに15人は抜かれたかな?「さあ、登りや。挽回。」と登り始めるけど、坂の上までにあまり人が見あたらない。ちょっとがっかりしながら登る。 ぼちぼち抜きながら進むが、すぐに下りになる。プラスマイナス0状態で進む。あと5kmを過ぎてしばらくいくと、プリンスのジャージがふたつ見えた。あんまりバイクは抜いてないけど、距離は縮まっているのかなと思う。チームジャー ジを指標に進むとバイクのゴールへ。
 <スイカを探し求めたラン>
  バイクをバーにひっかけ、シューズを履き替える。帽子をかぶり、ランのスタート。走り出すが、足が重い、前に出ない。「こういうことか。」と思う。バイクもランも足を使うからという話を聞いていたけど、このことなんだと実感する。スタートと同時に登りに入る。練習で坂を走るのとは大違いだ。歩きと速さが変わらんやろっていう速度で走る。というか、それしかできない。登り切ったエイドにスイカがあるという話を聞いていた。それを励みに登り切ると、なんとそこは飲み物しかなかった。でも、どっかにあるだろうと期待を持ち直し、先に進むことにした。1回目の折り返しに向かっていると、向こうからプリンスのジャージが。K村さんだ。速いなあ。こっちは励ましてもらってうれしかっ た。1回目の折り返しに着いたが、ここにもスイカはなかった。再度気を取り直して進む。そのうち、かっしーさんやS尾さん、Y田さんたちとすれ違う。「みんながんばってるんだ。」と気持ちを入れ直す。
  2回目の折り返しに向かうために左折する。登って下りたら再びK村さんに出会う。また励ましてもらった。しばらく走ると、タッキーさんに出会う。随分前なんだなぁと思う。道は平坦になり、2回目の折り返しに到着。 担当の方が飲み物を勧めて下さる。でも、見向きもせずに、奥にあるスイカに直行。やっと念願のスイカだ。実はスイカは私の大好物。果物では、スイカかマンゴーかイチゴかっていうくら い。(誰もきいてない!)一切れを味わって食べ、再び走り出す。程なくS尾さんにすれ違う。追い越されるのも時間の問題だ。でも、なるべく遠いところで追い抜かれようと思う。「スイカあったよ!」と伝言して先に進む。そのうちあと3km の看板が見えた。「よしっ!」気持ちが引き締まった。が、コースは長い登りで呼吸も苦しい。「歩いても速度は変わらんよ。」と私の中の悪魔が囁く。でも、なんとか悪魔を振り切って、長い坂を登り切る。あとは何とかなるだろう。一挙 に気持ちが楽になった。いくつかの小さなアップダウンを越えたら、あと1km。左折をし、坂を下る。と、「あと1キロ、がんばれ。」という声が。S尾さんだった。とう とう抜かれてしまった。相変わらず速い、速い。まっ、いいかと思い、ゴールをめざす。あと、もうちょっと。そう思ったら、4月からのいろんなことが頭に浮かんできた。
  トライアスロンをしようかどうしようかとなかなか決断できなかったこと、クロールが遅くて悩んだこと、泳ぎを教えてもらったこと、ラン練習したこと、他チームと合同練習したこと、バイク練習のあとにランやスイムの練習をしたこと、ウェット着て海で練習したこと・・・・。なんか、一人でジーンときてた。感慨にふけりながら走っていると、いよいよゴールが見えた。目の前には、ゴールテープがはられている。名前も呼んでもらい、なんだか照れくさくなった。そのままゴール。青いタオルを巻いてもらい、スイカとドリンクをいただいた。そして、チームのみんなを探した。いた、いたっ!みつけたときは、本当にうれしかった。ほっとした。その後、次々にみんながゴール。よかった、よかった。
 《はじめの一歩》
  初めてのトライアスロンの大会。不安で不安で仕方なかった。「何がそんなに不安なん?」とよく訊かれた。はじめは自分でもわからなかったけど、それは、図り知れないしんどさなんだったんだと思う。これはきっと、これから毎回つきまとうんだろうと思う。いつか少しでも自信につながってほしいな。今回、完走できて本当によかった。チームのみなさんがいなかったら、私はとてもゴールできていない。また、合同練習で一緒だった人たちも声援して くださった。本当にありがたいと思う。いろんな人たちのおかげでゴールできた。絶対にこのことを忘れずにおこう 。
  
さあ、次は珠洲。話を聞いていたらまた不安になるけど、またゴールしていい気分になりたいな。ご迷惑をいっぱいかけると思いますが、どうぞよろしくお願いしま す。

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ツール・ド・美ヶ原2005

 6/25(土)  8:25に私の家を出発と聞いていた。でも、8時頃だったか、事情により少し遅れますとの連絡が入った。8:45頃に再び連絡があり、荷物とバイクを持って部屋を出発。
  下の交差点で信号待ちをしていたら、前からomoteさんの車が登場。呑気に交差点を渡ると、勢いよく乗組員のみずりんさん、とくべえさん、omoteさんがおりてきてびっくり。拉致されるような勢いだ。とにかく、急がなくてはならないらしい。でも、シューズは私の車の中。信号を無視して反対側にある駐車場に行ってシューズをゲット。一秒も惜しんで車に乗らなければならないらしい。
  やっとこさ乗り込むと、9時までに北陸道に乗ると。どうやらETC割引に間に合うかどうかの瀬戸際らしい。でも、神谷内でもう数分しかない。ドキドキしながら東インターに向かう・・・。セーフ。残り1分くらいで間に合った。すぐに不動寺のパーキングに入り、バイクを積み直す。いよいよ落ち着いて美ヶ原めざしてスタートした。
  しかし、ヒルクライムの遠征の車中はお菓子の山。メンバーそれぞれがスーパー袋ひと袋ずつ持って来るから。スナック菓子、おかき、アメやガム、こんにゃくゼリー、そして各種辛いお菓子。これが行き帰りで半分以上なくなるからコワイ。早速10時過ぎからこの日もお菓子を開け出した。
  昼過ぎに松本到着。しかし、何という暑さ。一体、どうなってるんやって感じだった。「松本って涼しいんとちゃうん?」と思わず独り言。昼食をとり、受付会場へ。球場の隣の駐車場に車を止める。そこでバイクを出し、自走で受付へ。松本も雨が降っていないのか、もうもうと砂煙が上がっている。せっかく今朝バイクを磨いて来たのに、瞬く間に白くなった。ほんの少しの距離なのに、汗がだらだら。受付とバイクチェックを済ませる。そして、ブースを 見学。帽子を忘れた私はそれを探してうろうろする。そのうち、粉末ドリンクのブースに遭遇。おじさんが試飲させてくれ、お決まりの演説が始まった。なんのこっちゃよく分からんが、とにかくクエン酸のおかげで疲れにくくなるとのこと。去年30位だった人が今年は6位になったとか。ドリンクだけでそんなふうになるわけないけど、安くなってたこともあって、とくべいさんとomoteさん共々だまされる事にした。
  その後、松本城を観光。今回、早く出発した目的は観光。いつも割引券や無料券を頂くのに無駄にしてしまうということから、だったら今回は観光しようってことになった。で、はじめはやっぱり松本城。一方通行だらけと不親切 な表示で市営駐車場に行き着かない。やっと車を置いて歩く。暑い・・・。お城をバックに写真撮影。入城して天守閣まであがる。絶対にバイクでは登れないような急な階段を上がって行く。お城は意外に涼しい。ふーんって感じ。 次に松本市立博物館。やっと本当に涼しい所だ。今は乗鞍や上高地まで松本市になったらしい。どうりで観光の券が増えたわけや。その帰りにジェラードを食べる。みずりんさんのアスパラ味は、本当にアスパラだった。そして、ホテルにチェックイン。みんなビール券やらで支払うからおかしかった。それから夕食集合までの1時間半、クーラーを入れてお昼寝。後で聞いたら、みんなそうだったみたい。
  その後、夕食のために外出。途中の歩道で、石の柵のようなものにみずりんさんが激突。以後、それははれてくる事に。明日に支障がない事をただ祈る。夕食を食べながら、「明日あの激坂を登るなんて気がせんなあ。でも、登る と思ったら・・・。」という会話。でも、明日は確実にやって来る。翌日の朝食を買い込み、おやすみなさい。
   6/29(日)  5:00起床。支度を整え、6時前にロビーへ。昨日購入した「魔法のドリンク」をボトルに入れ、ロビーにある氷も入れる。いざ、会場へ。球場の駐車場でパラッチと合流。彼は昨日も車中泊らしい。脱帽。それぞ れバイクの準備を始める。omoteさんとみずりんさんは固定ローラーに乗り出した。それを見て、「あんな事したら疲れるのに。」とくべいさんと私。写真撮影の後、会場に乗り込む。女子は、チャンピオンクラスのすぐ後にスター トなので、もうスタート位置にいる事にした。みずりんさんとしゃべっていると、地元のTV局がやって来た。二人で一言言って、ポーズをとれと。「優勝するぞ〜!」とアホな事をカメラの前でやってしまった。この後、みずりんさ は、単独でインタビューされたらしい。さて、これらはホントに映っているんだろうか?知る由もない。
  そんなことをしていたら、チャンピオンクラスがスタートした。5分後かと思っていたら、1分後。またまた慌ただしいスタートになった。スタートと同時に心拍計もオン!・・・が、またまた失敗。すぐにやり直して、この日も 約1分くらい遅れになった。浅間温泉街を調子よく進む。道はもう既に登り。周りはなんだかスローぺース。抜きながら4kmの激坂に突入。この時は10位くらいだったのになあ・・・。細い道のヘアピンカーブの道。ギアは落として いるはずなのに、やけに重い。回した分しか進んでくれない。勾配計を見たら15%。「やっぱりなあ。」と思いながらだるい足を回す。それでも、上を見たり下を見たり、路肩を眺めたり。そんな事を今年はできた。それよりももっ と足を回せって自分で突っ込みたくなるけど。そうこうしていたら、激坂の終わりが見えた。ここまで来たらしめたもん。がんばって到着。
   ここからは少しフラットになる。ギアを重くして体制を整えるが、後ろからバンバン抜かれて行く。「これやから・・・。」と思いながらも気を取り直してペダルを回す。また登りに入る。時々10%くらいになる。勾配計をつけてから、坂道になるとやたら目がいく。栂池も1号線もよく見た。見たらひどくなるとも思うけど、「こんな勾配を登ってるんや。」と思うのがオモシロイ。とくべいさんも、乗鞍までにはつけよう!そのうち、TV ?カメラを載せた車が隣に現れる。ちょうどその手前から、どっかの女の人と抜きつ抜かれつしてた。レンズを向けられるとがんばってしまうから不思議。この時は私が抜いたところで車は去って行った。けど、その後抜かれてしまった。やがて中間点という看板が見えた。時計を見ると59分。「ええっ!?うそやろ!!」と非常にびっくりした。 去年、中間点では61分。ということは、たった2分しか上回っていない。これじゃあ、去年より10分記録更新という目標はどうなる?一瞬お先まっくらになったけど、この日の私のもう一つの目標は「あきらめない」こと。「まだ半分ある。それで取りかえせばいいやん。」とう思い直してペダルを回す事にした。でも、思うようにスピードが出ない。勾配を見ても5%少し。もっと速く走れてもいいものなのに。そういや、去年もそうだった。中間過ぎでだれてし まった。それでもペダルを回す。そうこうしていると、沿道の人が「ガンバレ!」と声をかけてくれた。うれしかったので、「ありがとう。」と答えると、「笑顔がすてきだよ。」と言ってくれた。どこのどなたかわからないけど、 とっても元気が出ました。本当にありがとうございます。道は相変わらず10%手前の勾配を登り、ちょっとフラットになるという感じを繰り返す。腰が痛い。中間点前から痛くなって来た。栂池と同じく、腰痛を紛らわすためにダンシングをする。こんなにダンシングをしたのも初めてだ。でも、ちょっとスピードが回復してきたようだ。これも、魔法のドリンクのおかげ?この日もボトルによく手を伸ばしたから。なんだか効くような気がする。単純やなあ。( でも、これは後でomoteさんやとくべいさんとも一致した意見になった。)時々ギアを少しずつ変えながら進む。去年は、ずっと私のファイナルギアのままで、それを上げるなんてとんでもないことだったけど、今年は変えることが できる。やっぱりちょっとは成長したんかな?
   そのうち第3給水ポイントに。第2ポイントでも手にしたが、ここでもいただいた。いつも飲む時に思う。ボトルもそうだけど、飲むとむせる。咳き込む。なんでこんなへたくそなんやろって思う。カッコ悪いし。他の人はどうなんだろう???そのうち馬越峠?のバス停を過ぎる。もうすぐ残り5kmのはず。気持ちを抜かずに足を回す。「見えた!」残り5kmの看板。時計を見たが、時刻は忘れた。ただ、いける! と思った事は覚えている。あと4kmまでは相変わらず登る。がんばるぞ。そして、あと4kmの看板。ここからはフラット。ギアを重くして、思いっきりペダルを踏む。最高33km/hまで出した。我ながらびっくりした。みんなもっと出すのかもしれないけど、私にとっては画期的な出来事。それに、視界に入る景色は高原そのもの。ツツジのさく草原が左右に広がる。なんだか、幸せを感じる。時々登りをクリアしながら、いよいよ残り1km。ここからはまた登る 。いきなり勢いが落ちてだれてたら、後ろから「あやらん、追い込め!追い込め!」の声が。トンデモのM田さんだった。「はい!」と答えつつも、「そうか、ここで追い込むってことをするんか。」と思い、再びペダルに力を込める 。M田さん、ありがとうございます。力になりました。そして、前方を見て、「あの建物の横がゴール。」と確認する。もう500mくらいだ。ギアを落とさないようにして、最後の力を出した。そして、ゴール。時計を見たら、1時間 47分。スタート時に1分位ロスタイムがあるから、1時間48分かな?やった〜!!!去年より13分記録短縮。
  その後、お決まりのトマトをデジカメに収めてからお腹に収めた。隣でパラッチは2、3、4位のどれかだと言ってる。スゴイ人物やなあとあらためて実感する。そのスゴイ人からバナナを頂く。おいしい。しばらくしてomoteさんがゴール。そしてもうしばらくしてとくべいさんもゴール。でも、みずりんさんが来ない。「どうしたんだろう?昨日の打撲がひどくなったのか?」と心配しながらもおいしいアイスを購入しに。この味は、格別だ。やっぱり最高 においしかった。と、バイクに戻ってもみずりんさんはまだ。連絡のとりようがないので、いろいろ考えた挙げ句、みずりんさんの荷物を持って下山する事にした。下りはじめの景色は、本当に最高だ。草原の中を一本の道が通り、 そこを数々のバイクが一筋になって彼方へ消えて行く。これぞ、「ツール・ド・美ヶ原」って感じだ。下りは所々の景色をカメラに収めながら。omoteさん、二人分の荷物を持ってくれてるのに、ごめんなさい。
  スタート場所に戻ると、みずりんさんがいた。事情を訊いたら、激坂の途中でチェーンはずれが5回、挙げ句の果てにはチェーンが切れてどうしようもなくなったらしい。こんなこともあるんだ。信じられない話だ。さぞ かし無念だっただろう。2年ぶりだし。
  その後、帰り支度を調え、パラッチの表彰式に。勇姿をしっかりと見届けてパラッチと別れ、一路白骨温泉へ。これもついていた券の利用。でも、よく見たら、営業時間が4時まで。ゆっくりできないので、急きょ変更して乗鞍の温泉へ。白樺を見ながら露天風呂に。あ〜きもちよかったぁ。(しかし、次の日まで硫黄くさかった。)帰りの車中は、8月の乗鞍の時にどこを観光するかという話題でもちきり。それぞれが考えて来るということで、宿題になった。
  2回目の美ヶ原。第1目標の10分短縮は達成できた。それは、とってもうれしい。第2目標の「あきらめない」は、8割くらいだろうか?中間過ぎが一番の課題だ。急でもない坂をどうスピードアップして克服するか。次は今年より少しでも前進したい。でも、今回は栂池の時と違って、楽しみながら登れた。確かに勾配は栂池よりひどい所がたくさんある。でも、私は栂池より美ヶ原の方が好きだ。たとえ、フラットで抜かれても。(あっ、これも課題だ。) なんか、レースの醍醐味みたいなものが感じられる。激坂もひどいけど、けど、考えようによっては、1年に1回しか登れない坂。そう思ったら、ちょっと可愛くなるかな?やっぱり、ならんかぁ!  2日間一緒に行ったみなさん、ありがとうございました。お世話になりました。おかげで、とても充実した時間でした。観光もレースも。次の乗鞍でもまたよろしくお願いします。その前に、夏の山岳練習でもがんばりましょう。
 

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つがいけサイクル2005

 2005年、6/11(土)   
  この日は朝から小雨まじり。久しぶりの雨で、空気はしっとりとしている。何もなければこれもまたよし、なんだ けど、明日は栂池の大会。昼前にomoteさんにピックアップしてもらい、みずりんさんと3人で栂池に向けて出発。 ちょうど私の家の辺りで雨足が強くなり、バイクを乗せるのにびしょぬれになった。「明日、大丈夫かなあ?」と っても心配になる。でも、私は晴れ女やし!って思い直す。
  予定通り栂池に到着。体育館で受付を済まし、宿に入る 。相変わらず小雨が降ったりやんだりで、とてもバイクに乗れそうにない。その後、私とみずりんさんの勾配計の校正をしてもらったり、バイクにセンサー付きのナンバープレートをつけたり。そして、ジャージにゼッケンをつける 。ゼッケンの付け方も確かめたし、これでよしとハンガーに掛ける。そして、桜子さんの受付の袋を確認すると、桜子さんのゼッケンがない!えっ?と思って私の袋を確かめたら、ゼッケンが入っている。・・・そう、間違って、桜子さんのゼッケンを私のジャージにつけてしまっていた!慌ててつけ直したけど、桜子さんのゼッケンには安全ピンの穴がいくつも。ごめんなさ〜い。その後、おいしいおいしい夕食。ごはんもおかわりし、並べてあるものも全部食べておなかいっぱい。10時過ぎに就寝。

6/12(日)  5時10分にセット。「ああ、よく寝た。」と目覚めると、まだ外は暗い。何時だろうと時計を見ると、 なんと23:15。すご〜くショックだった。しばらく眠れないだろうと思ってるのも束の間、すぐに眠りに落ちた 。4時過ぎに目が覚める。すぐに窓を開けると、どうやら曇り。道も乾いている。よかった。ひと安心してふとんの中でゴロゴロ。予定の時刻に起床。朝食までぼおっと部屋の窓から駐車場を眺めていると、コナさんがローラーに乗り続けている。そのうち5、6人がローラーに乗り出す。大会の朝ならではの風景だった。その後朝食。これもおかわりして完食。よく食べると自分でもあきれる。
  7時過ぎに外に出て、バイクでその辺を走る。いつもの駐車場をみ ずりんさん、マキちゃんとクルクル。そのうち、コースを下ってヘアピンの坂に。みずりんさんと500mほどを登る。登りきったらスキー場が見えるが、頂上に雪をたっぷり被った山々が後方に見え、その美しさに感動。やっぱりこ うでなくっちゃね。今朝到着のメンバーとも合流し、スタート場所に向かう。
  女子のスタート場所に到着。桜子さんと去年の事やらいろいろ話をするも、スタートが近づくと落ち着かない。そのうち心拍の話になり、緊張したらやっぱり上がる事を確認。私も上がったけど、桜子さんはその上をいく。もうす でに、走り出したような心拍の時もあって大笑い。と言ってると9:08スタート。みんな猛烈な勢いで10%の坂を上り出す。うわあっと思ってると、心拍計の表示がおかしい。押すボタンを間違っていたのだ。すぐにやり直して、 30秒ほど遅れたタイムで開始。200mほどで第一集団が後方を引き離して行く。私は第3集団あたりでわりと快調に登って行く。登りきって、街の中へ。ここもわりととばして、タラタラとした登りに 入った。やがてスキー場に 入り一定勾配の登りが始まった。いよいよ今日の私の挑戦が始まった。今日の第1の目標は、1時間25分以内でゴールする事。もしだめでも、去年より10分タイムを縮める事。このためには、12km/h平均で登らなければならない。メーターを睨みながらの走りの開始。中間地点までは、時々来る10%ほどの坂も踏んばり、なんとかがんばる。
   中間地点でのタイムは、ちょうど40分。単純に2倍すると80分。やったあ!と、これまた単純に喜ぶ。しかし、そう甘くはなかった。とにかく今日は、喉がやたら渇く。とってもいい天気で、気温も高いからか。今までの大会では、走りながらボトルを口にした事はほとんどない。そんな余裕がなかったと言った方がいいのかもしれない。でも、背に腹はかえられずで何度も口にした。また、腰もとっても痛くなってきた。それをやわらげるためにダンシングをする。したくないんだけど、痛いしなあって思いながら。
  そうこうしていると、あと5kmの看板が見えた。時計は1時間ちょうど。目標達成のためには、1kmを5分で登ればいい。何とかなりそうだ。そのうち残り4kmの表示を過 ぎる。時計を見たら5分を少し過ぎている。このまま行くと目標が達成できない。そう思ってからがいけなかった。 ここで挽回しようと足を回せばいい。そりゃ苦しいけど、まだ余力はあったし。中間地点を過ぎた辺りから、何人かの女性に先を越された。この地点で抜かれる事もいい気はしなかった。しかし、まだ何人かは見える所にいる。この人たちをめざして行けばいいと思うけど、踏んばる事ができない。と、私よりずっと苦しそうな女性が、私を抜いて行く。自分に余裕を感じながらも食いついて行く気になれない。メーターを見てもスピードは確実に落ちている。ちょっと踏んばって回したらあげる事ができた。でも、どこかで投げてしまっていて、持続できない。結局そのペースのままゴールを迎える事になる。1時間29分44秒2  第一目標は達成できなかったけど、第2目標はかろうじて達成。これでいいはずなんだけど、どうも今日の自分に、特に残り5kmに納得できない。今日の残り4kmは、ひたすら続く長い道のように感じた。
  レース後、体育館で記録の表示を見た。去年よりやはり10分速くゴールできていた。けれど、順位は去年とあまり変わらない。ということは、今年はとてもレベルが上がってたということだ。1位は1時間10分足らずでゴールして いる。去年の3位の人も今年は8位だ。こんなレベルの大会に私も走れてよかったなとは思うけど、やっぱり悔いが残る残り5km。
自分の気持ちの弱さが踏んばれない原因だろう。
  しかし、これは強敵だ。そう思えば、後味が悪くブ ルーな気持ちにもなったけど、 帰宅後、車を飛ばして給油に行って、晩ご飯をお腹いっぱい食べたら、「ま、しゃ〜ないか。次に生かせるようにがんばろう。」とすぐに立ち直ってしまう私。
  
でも、今回の大会は、自分にとってとてもいい勉強になった。次の美ヶ原でも目標を設定して、今日の反省を少しでもクリアしていけるようにしたい。また、そうしていけるような自分に なりたいと思う。  一緒に大会に参加したみなさん、ありがとうございました。とても楽しい2日間でした。また、パラッチ、phantomさん、本当におめでとうございます。  

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サイクルフェスタin勝山2005

 2005年、5月29日(日)  
  2:45起床。目覚めてすぐに思う。「こんなん、飲み会で起きてる時間やん!?」お腹 もすいておらず、とりあえずコーヒーとヨーグルトを口にする。すぐに支度をして、いざ西金へ。  一番の到着は桜子さん。次に私、その次omoteさん。続々・・・。
  定刻通り4:00出発で勝山に向かい、ほぼ1 時間で到着。すっかり明るくなり、今日のお天気はどうやら曇り。まっ、暑くなくていいか。というより、ちょっと寒い。ウインドブレーカーを着たいくらい。 恐竜パークで支度を開始。頂上での荷物を預けたり、バイクのチェックをしたり。開会式にも出席。招待選手が10人。雑誌に出てて、私でも知ってる人が2人もいてビックリ。その後、スタートまでそれぞれ何かしてる。雪小僧さんは3本ローラーに乗っている。みんなもアップと言って その辺を走っている。私は座っている。
  この大会もグループ別に出発かと思っていた。スタート場所に集合したら、何かよく分からない。男女関係なく、みんな一緒にいる。一体、どうなってる?という話から始まって、お隣のM本さんとスイムの話をしてたら、いきなりスタート。緊張してるヒマもなかった。というより、今日のコースは全く知らないけど、スタート地点からしばらくは平地、ということに何だか煮え切らないものを感じてた。「ヒルクライムのレースは、やっぱり スタートから坂道やろ!」と、勝手に思ってるから。
  さて、平坦な所は、軽めのギアでくるくる回しながら進む。やがて信号を越えたら、いよいよ坂が始まった。ギアを落とし、登って行く。わりと勾配はゆるく、それなりのスピードはでる。それでも坂は坂。呼吸は、 はぁはぁ。そのうち、後ろからM本さんがひゅ〜っと抜いて行く。ここが力の差。後ろ姿を見送りながら、自分のペースで上がっ て行く。しかし、前にいる人を追い抜かす時が非常に苦しかった。やっぱり女性に抜かれたくないのだろうか、抜きにかかると相手もスピードを上げる。1分くらい並走していた人もいた。そのうち通行料¥800の有料道路の 料金所を過ぎた。「スキーで来てたら、ちょっとはコースの様子がわかったなあ。」なんて思いながら進む。そしたら、いきなり道が平坦に。みんないきなりスピードが上がる。後ろから抜かれていく。私もギアを上げて進むけど・・・。「ええなっ!なんで平坦なんて登場するんや!ヒルクライムやろ? 反則!」って思いながらペダルを回す。しばらく行くと、ぐっとキツイ坂に遭遇。この日取り付けた勾配計(ちょっとアヤシイが)によると、なんと15%。ギアを落としてペダルを踏むも、足にぐっと重いものがくる。「美ヶ原みたいや・・・。どれだけ続くんかな?」と思っ てると、右折したら勾配は緩んだ。
  そうこうしてると、目の中に、『あと5km』の看板が。「ええっ?もうあと5km?」って感じだった。くねくねと緩めの2号線のような道を行く。でも、時々下りが出現。「やめてくれ〜!」って 何度思った事か。登りでは、いつも少し先にプリンスのジャージの後ろ姿が見えてた。でも、下りに入るといつも視界から消え去る。おまけに後ろから抜かれる。と、ウチとは違う 黄色いジャージの人がまた抜いて行った。この人とは中盤以降ずっと抜きつ抜かれつしてた。「このままゴールまで下りやったらどうしよう?」と、すっごく不安にな ってたら、登りが見えて来た。とりあえずはひと安心。あと3kmもないだろう。足はまだ回せそう。ということで、ちょっとスピードアップ。あと1kmを過ぎて最後のひと踏んばり。またちょっと下って (こんな所で、下るなっ!!)道なりに左に行くと、なんとゴールが見えた。よしっ!とがんばると、先にゴールしたチームの人たちが見えて来た。「あやらん〜、もうちょっと〜。」の声も聞こえて来た。みんな応援してくれてる。なんだか、すっごくうれし くなって、早く到着したくてペダルをさらに回した。そして、にっこりVサインでゴール!!!すると、「あやらん、3位、3位!」って。聞いた瞬間は、「どこのあやらんや?」って感じで 信じられなかった。そもそも、順位なんて考えた事もなかったから。なんか不思議な気持ちになった。聞くと、M本さんが1位。やっぱりなって感じ。すごいなあ。その後、みんな続々とゴール。スタート前に心配していた桜子さんも、イイ感じでゴール。彼女はこの大会でとても燃えたらしい。こんなに燃えたレースは未だかつてなかったようだ。 ここでもまた遭遇した(ツール・ド・のと以来)ぬるい×××ドリンクを飲み干し、そしてみんなで写真撮影をして下山。
  今シーズン初のレース、コースも全くわからないということで、不安なところもあったこの大会。コースに下りがたくさんあったり、スタートが平地だったりで、やっぱり自分の中では反則だった。でも、思いがけないご褒美があったし、まっ、いいかぁ?!自分の走りをふりかえると、中盤過ぎたあたりが一番の課題。やっぱりちょっとダレて しまった。このあたりでたくさん抜かれたし。だから、スピードなりなんなりで、何かしら目標をもつべきだと痛感した。でも、こんな時の目標は、相対的なもの、絶対的なもの、どちらの方がいいのだろう?これまた課題だな。練習も大会も、いつも私はいっぱいいっぱい。心拍を上げ過ぎずとか、回転数がどうのとか、そんなことを考えて大会に臨めるのはいつのことか?そういう余裕を持てるようになるためは、練習なんだろうな。  一緒に行ったみなさん、ありがとうございました。とても楽しい、有意義な一日でした。  さあ、次にここに来るのはスキーだな!
 

 

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